監督メッセージ

「六ヶ所村ラプソディー」は2006年から全国で上映が始まりました。

マスコミからはほとんど無視された映画でしたが草の根の市民活動によって実は、今から考えると驚異的な広がりで上映会が増えていきました。

一体何が人々の心に響いたのか?

それはこれまで賛成・反対に分かたれていた私たち、加えて無関心な私たちを、等しく原子力立国に生きている存在として映し出したことが大きいのではないかと思います。

全員が原子力の当事者であるという現実がありありとこの映画から見えてくるはずです。同時に何も押し付けていません。

ただ、選択をする自由を認めているのみです。

原発の是非だけではなく私たちはもっと大きなものを問いかけられているはずだと、制作しながら感じていました。

それはいったい何なのか、ぜひ、映画を観て、あるいは自ら上映を主催して確認していただきたいと心から願っています。

今こそ、この映画を観る意味は大きく深いはずです。

 

                           監督 鎌仲ひとみ